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2009年11月14日

2009年11月14日 (土)

[自作小説]いちにみやしごろくが七歳なわけだが!

Sigoroku

 

 

 

  

 僕の名前は一二三八 四五六九。よく友達には「いちのみや」とか「しごろー」とか間違われるが、正しくは「いちにみや しごろく」だ。
 名前に中に一から九の数字がぎっしり詰まっているわけだが、七だけ無いのは「俺の息子が幸せになれる訳がない!むしろさせてたまるか!」という父の懇嘆からかラッキー7だけ入れなかったそうだ。
 
 そんな僕の親を紹介しよう。僕の父さんは僕が物心つく前に何らかの理由で亡くなってしまっていて、母さんが女手一つで育ててくれている。
 母さんの名前は一二三八 七(いちにみや なな)。元々大手財閥の御令嬢だったらしいが、父さんの意見を完全に無視した駆け落ち騒動の数日後、大手財閥は大破産し倒産。一文無しになってしまったそうだ。
 ここからは僕の想像だが、もしかしたら「父さんのせいで倒産した」と逆恨みした母さんの親族が父さんを殺ってしまったのではないか、と考えている。まぁ、そんなダジャレのような理由で父さんが殺されてしまう訳ないよね?考えすぎだよね?
 そんな僕の父さんはよく自販機にお金を入れたけどジュースが出てこなかったり、ナンパされていた女の子を助けたら、いきなりその女の子にスタンガンか何かで襲われたりするような不幸っぷりだったそうだ。
まるで某インデックスアニメの主人公並みの不幸っぷりだ。ちなみに口癖は「不幸だー」だったそうだ。
 父さんの名前を僕は知らない。決して作者が一二三八 四五六九みたいな都合のいい名前を思いつかなかったわけではなく、母さんが教えてくれないのだ。

 そんな父さんの願望が叶ったのか、僕はそこそこ不幸である。
 なんとなく近所の高校の屋上で友達とお宝本の取引をしようと待っていたら、いきなり伊藤静声のお姉さんにフラれたり、ショックで落ち込んでいたらいつの間にか某源さん家のお風呂に迷い込んで痴漢に間違われトラウマになったり、ずっとアニメ化を楽しみにしていた「けんぷファー」のトラの人形の声が怖くて見れなかったり、そこそこ不幸である。
 
 そんな僕は、ついに小学生になったのだ!友達100人出来るかな?
 まぁそんなことはちっとも期待してないが、一つだけ期待していることがある。それは…

 「ラッキー7」

 七歳になるのだ!僕はずっと七歳になるのを待ち望んでいた。ついに僕もラッキー7を手に入れるのだ。名前に七がないから不幸だったのだ。でも今日から一年間、僕は不幸じゃない!
 僕は期待していた。気持ちが高ぶって『一二三八 四五六九(七)』が『一二三八(七)四五六九』になりそうだった。なんか『らき☆すた』とか『杉崎☆鍵』みたいでいいよね。
 そして、僕の幸せな生活が始まった。

「四五六九ちゃん♪1LDKの家に住めるようになったわよ♪」
 そう言いながら母さんは満面の笑みを向けてきた。僕は素直に驚いた。
「まじすかっ!?」
 ということで、某借金執事じゃないが、念願の夢を七歳になった途端叶ってしまったのだ。ごめんよハ○テくん。
「嘘よ♪」
「なん…だと?」 
 こうして僕の念願の夢は叶ったと見せかけて夢のままだったのである。
「1LDKは嘘だけど新しい家を見つけてきたわ♪」
 そう言って母さんはビニールシートやらガムテープやらを僕に見せてきた。
「と、申しますと?」
「これで公園に新しい家を造るわよ♪」
「………」

 なんて幸せなんだ!壁がある家なんて初めてだ!これで冬も越せる!ありがとう神様!神は七歳の僕を見捨てなかった。七歳って素晴らしい!ラッキー7最高!これから一年間毎日こんなに幸せなんて信じられない!それに某変態幼稚園児が何年たっても五歳のように、ぼくもずっと七歳に違いない!所詮単発小説もどきなんだし!なんて幸せなんだ!ありがとう神様!ありがとう作者!


(一年後)


 え!?七年間ずっと待ち望んでいた七歳の一年間をたった31行程度で終わりにする気!?一年間で九つも幸せな出来事があったのに、たった一つしか紹介できずに終わり!?某ネコ型ロボに頼りっきりのヘタレメガネは何年たっても五年生なのに、僕はたった31行程度しか七歳でいられないの?そんな不公平な!他にもみんなに紹介したい幸せな出来事が八つもあるのに!誤って踏んでしまったガムに気づかずに歩いていたらガムに10円がついていたり、僕が不登校になった理由が『自分たちがいじめたから』ということに気づいた友達が「学校に来いよ」と書かれたコンビニのビニール袋とうまい棒一本をくれたり、猫地蔵を壊してしまったせいで呪いがかかったが猫語が分かるようになったり、誤って踏んでしまったガムに気づかずに歩いていたらガムに5円がついていたり…
「誤って踏んでしまったガムに気づかずに歩いていたらガムに1円がついていたり?」
「そうそう!」
「作者の新作演奏動画が過去最高マイリス数をマークするほど伸びたり?」
「自慢かよ!って、君は?」
「謎の美少女Bよ」
「AとばしてBかよ」
「ちなみに私は後半ちょこっと出るだけなのにあなたと同じギャラよ」
「それは納得できん…」
「それで残りの二つは?」と謎の美少女Bに促されたので続けた。

~~~省略~~~

「………ってことがあったり、九つも幸せなことがあった僕の一年間をたった31行程度で終わらせるの!?」
「九つ中二つは作者が考えるのが面倒だったからカットされてるけどね」
「そんなのあんまりだ!銀魂の新OPの作画くらいあんまりだ!」
「銀魂は見てないけど、なんだかんだ九つ紹介してるじゃない。二つカットされてるけど」
と謎の美少女Bに言われて僕も気づいた。
「あっ!ほんとだ!」
 謎の美少女Bの言葉を聞き、納得と満足をした僕は八歳になった。

 八歳になり、再び不幸が訪れるであろう僕は、不幸が訪れる前に謎の美少女Bにお礼を言った。
「ありがとう、謎の美少女B」
「どういたしまして」と言って謎の美少女Bは踵を返し去って行こうとしたが、振り向き際に何かを言っているように見えた。しかし聞きとることは出来なかった。

「姉として当然のことをしたまでよ」

                                               -完-








って何その続編がありますよ的な伏線は!?な、ないんだからね!?

                                          -今度こそ完-



~あとがき~
 始めまして。作家気取りのちありすです。
 今回この小説もどきを書こうと思ったのは電車の中ででした。電車の座席で僕の右のおっさんが居眠りしていたので少し左に寄りました。
僕の左側の席は空席だったんですが、僕が左に寄ったことで0.8人分しか空きが無くなってたんですが…
 そこにピザババァ登場(笑)軽く1.5人分のケツを0.8人分のスペースの突っ込んできて軽く押しつぶされ超密着。
 ピザうぜぇって気持ちを書いてみました。

 というのは半分冗談で、なんとなく数字だけで名前出来ないかな→一二三八 四五六九→ラッキー7がない→不幸みたいな感じで適当にイメージしてたら出来たお話です。

 このお話はギャグです。といっても、飼いハムスターになんとなく『木村』って名前を付ける程度のくだらないギャグしか入ってないのでつまらないです。

 最後に編集のちありすさんをはじめ、イラストを書いてくださったちありすさん、そして読んでくださった読者のみなさんに大変感謝しております。ほんとうにありがとうございました。 

                                            ちありす

 

 

 

 

 

 

 

調子に乗りましたwww作家気取りサーセンwww

ではノシ

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